SNS・消費行動から見えてくる20代女子のココロ #25

SNS上の「身近な体験づくり」が次の消費を生む。現代のブランド“愛着”論

前回の記事:
2021年、消費行動が大きく変わる。今、話題のクリエイターエコノミーを知っておくべき理由
 

ハレの日のご褒美は、身近なコンテンツとの触れ合いから


 忙しくて一日中ミーティングが詰まっている平日、元気を出すためのご褒美として、しばしばフードデリバリーサービス「Chompy(チョンピー)」で、sioの1200円のチキントーバーサラダをデリバリーしてもらう。

 sioとは、代々木上原にあるミシュラン一つ星のフレンチのお店だ。さらに、この間の休日には、noteで公開されている「#おうちでsio 」シリーズのナポリタンのレシピを使って料理をした。

 先日ふと気づいたことがある。sioは予約がなかなか取れないこともあり、お店には数回だけしか伺えていないのだが、デリバリーでは月に何度も検討して、必ず1度は利用している。さらにご飯以外のぼーっとしている時間も、テレビ番組やソーシャルメディアでsioが発信しているレシピなどの情報を見ている。
 
#おうちでsio

 気づかないうちに、少しずつ「美味しい!」というハッピーをもらいながら、何度もsioのことを思い出しているのだ。

 こんなこともあった。

 まだ「会社の飲み会」が生きている文化だった頃、同僚が「ミスチ、食べたことありますか?気になってるんですよね~」と聞いてきてくれた。ミスチとは、「Mr.CHEESECAKE」のことで、通販限定で販売しているチーズケーキのことである。毎週日曜と月曜の10時から販売されているがすぐに売り切れる。私もファンで、早起きして購入し、何度も食べた。

 そのミスチの代表取締役であり、ミスチの生みの親である田村さんも、Twitterにレシピをあげていた。その中の「桃モッツァレラ」は絶品と話題で、私も思わずトライした。

 また、ミスチは2020年12月にはセブンイレブンとコラボしてアイスを発売している。日本全国で品切れが相次いで、私も数日間探し回ってやっと手に入れた。

 そして、ミスチアイスが発売した頃、同僚が私に声をかけてくれたのである。「今度ミスチ買うことにしたんですよ。セブンのアイスが美味しくて、思わず自分へのご褒美に~」。

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