加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #06

ネット広告のコンバージョン率を最大8倍アップさせた最強申込フロー

前回の記事:
ネット広告のクリック率を最高に上げる、4つのテクニック
 本連載では、キレイゴトは一切語らず、ズバリ「どうやったらネットで商品を“売れる”か」に特化して、100%確実性のある「ダイレクトマーケティングの最強の基礎」を皆さまに伝授していければと思う。

前回の第5回からは、より具体的かつ実践的なノウハウをお伝えしている。第6回のテーマは、ネット広告のコンバージョン率を最大化させる「申込フロー」だ。

私はかれこれ20年ほどネット広告の仕事をしているが、そのなかで多くの単品通販(D2C)が誤った申込フローによってことごとく失敗しているのを見てきた。

ほとんどのD2C企業が一度は陥る“悲劇”を繰り返さないようにするために、どうすればいいのか…? その答えは意外とシンプルだ。大成功している“売れる”ネット通販(D2C)が必ず実践している、コンバージョン率を最大8倍アップさせる、最強の申込フローをお伝えしよう。


 

ネット広告のコンバージョン率はわずか3%




 本題に入る前に、まずはネット広告のコンバージョン率について、残念な事実をお伝えしなければならない。
 
 一般的に、お客さまが広告をクリックしてサイトに訪れたとき、なんと約90%が10秒以内に離脱すると言われている。つまり、100人がサイトを訪れたとしても90人は一瞬にして去ってしまうのである・・・。

 その後、最終的に申込完了までたどり着くのは、本商品の場合でサイトを訪れた人の1%以下、無料モニター(サンプル・お試し)の場合でも3%程度となっている。つまり、D2Cにおいては、「ワンステップマーケティング」に比べコンバージョン率の高い「ツーステップマーケティング」の場合でも、コンバージョン率はわずか3%しかないのである。

 このように、ネット広告から申込完了まで持っていくのは、そもそも容易ではないが、世の中の「貧乏ネット通販(D2C)」は、誤った申込フローにより、ただでさえ低いコンバージョン率をさらに低下させているのが現実だ。

マーケターに役立つ最新情報をお知らせ

メールメールマガジン登録