元Twitter Japanの社長で、現在はDAZN Japan CEO 兼 アジア事業開発を務める笹本裕氏。これまでMTVジャパン、マイクロソフト、Twitter Japan(現X)など、世界的な企業で要職を歴任し、メディアとテクノロジー、エンターテインメント業界を中心にビジネスを牽引し、キャリアを築いてきた。一見、輝かしいキャリアを歩んできたように見えるが、リクルートでの新人時代の苦労、起業への挑戦、マイクロソフトで感じた大きなギャップ、そしてTwitterで直面した破壊と創造など、その道のりは決して平坦ではなかった。本連載では、笹本氏が経験してきた数々の転機やグローバル視点で導いた成長と変革の実績、トップリーダーから学んだビジネスの本質、そして日本産業の未来について紐解いていく(全5回)。
先の見えない時代、激変にさらされるマーケティング領域で働く若者たちは何を考え、どう行動しているのか。各企業の「ライジングスター」にフォーカスし、彼らの多彩な来歴や業務、思考や行動を深掘りすることで、重要性を増すマーケティングの近未来を照射していきたい。
世界的な炭酸水ブランド「ソーダストリーム」のジャパンカントリーマネージャーを務める出口昌克氏は、日本コカ・コーラのバイスプレジデントやP&Gジャパンの執行役員 マーケティング本部長を歴任した消費財ビジネスのプロフェッショナル。しかし、輝かしいキャリアとは裏腹に、その道のりは「首の皮一枚つながった」P&G時代から苦難の連続だった。そんな出口氏がビジネスを成長させ、自身も進化し続けられるのはなぜなのか。謙虚な言葉の端々から探る。
「読書の秋」は、マーケターとして成長する絶好の機会です。何を読むかを選ぶときに、トップマーケターのオススメ書籍を参考にすることで、新しい視点とアイデアに触れることができます。2023年の読書企画のテーマは「トップマーケターの価値観を変えた一冊」です。マーケター、ビジネスパーソンとして、自分に新たな価値観や視点を与えてくれた書籍を1冊紹介してもらいました。
ネスレ日本に新卒で入社し、近年は専務執行役員 CMOとして同社のマーケティングを率いてきた石橋昌文氏が2023年1月で同社を定年退職。これまでのキャリアを振り返るとともに、マーケティング領域では伝説のように語られる成功キャンペーン「キットカットの受験生応援キャンペーン」の裏側から、マーケターに求められる視点やビジネスを成功に導く秘訣などを聞いた。
原材料費や物流コストの高騰、歴史的な円安、新型コロナウイルスなど、2023年も非常に不安定な時代となることが予測されます。そうした変化の激しい時代に、マーケター・企業はどう対応していくべきでしょうか。マーケティングを中心に、さまざまな領域のスペシャリストが2023年の展望を語ります。
オプトとナノベーションで開催している、統合型マーケティングの知見を深め、ブランドコミュニケーションのあり方を考える「デジタル時代のブランドコミュニケーション研究会」のレポート記事を掲載します。
「FIRE」「生茶」などヒット商品を次々手がけるマーケターから、キリンビバレッジ社長に就任。2016年には一転、老舗スナックメーカー 湖池屋のトップに就いた佐藤章氏。現代に求められるマーケター像とは何か話を聞いた。
2019年11月1日付で、家族型ロボット「LOVOT」を開発・販売するGROOVE XのCMOに就任した西井敏恭氏。これで同氏は、自身が立ち上げた会社・シンクロの代表を含め、3つの企業の経営に同時に携わることになった。西井氏が、未経験の領域でも成果を出し続けられる秘訣とは? また、いち早くパラレルワーク、しかも「役員を兼業する」というワークスタイルを実践してきた西井氏が、過密スケジュールでも成果を出し続けられる秘訣とは? これまでのキャリアを振り返りながらひも解いていく。
エステー、いや、日本の広告コミュニケーション領域を牽引してきた鹿毛康司氏が2020年6月独立。かげこうじ事務所を設立した。なぜ独立するのか。そして、そこで何を目指すのか。開設したばかりの新しいオフィスで、鹿毛康司氏のこれまでと、これからを聞いた。
リテールメディアコンソーシアムは、リテールメディアのあり方を常に規定し、新たな基準を設定するプラットフォームとして機能することを目指します。日本独自の“リテールメディア”を定義する場となり、消費者に新しい価値を提供するリテールメディアの創出を目的として、最新事例とその効果の発信など、皆様に役立つ情報を提供して参ります。
情報社会が成熟期に差し掛かり、消費者はスマートフォンから、あらゆる情報を入手し、消費行動を起こしている。また、企業側も顧客・購買データを入手し、消費者のリアルな行動を捉えられるようになった。リテールとメーカーの新たな動向と次の時代のヒントを探る。
第一線で活躍するトップマーケターは、どのようにキャリアを歩み、その時々で何を考え、どう実行してきたのか。そして、その経験は次なるキャリアや現在の仕事にどのように生きているのか。 西友、ドミノ・ピザ ジャパンなどで、マーケティング責任者を務めてきた富永朋信氏が9月、イトーヨーカ堂の営業本部長 補佐に就任した。その決断に込められた思いと、これまでのキャリアの中で得た学び、体系化してきたマーケティングメソッドについて語ってもらった。
自身が果たす役割、活躍する場を柔軟に変化させながら、ゆく先々で常に結果を出し続けてきた鈴木氏。その仕事に対する強い信念と、キャリア観を聞いた。
運用型広告において大きなシェアを誇る、デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップ。社長として10年にわたって成長を牽引してきた紺野俊介氏が退任にあたり、同社で走り続けてきた15年間への思いや社員へのメッセージを語った。
インターネット広告業界の黎明期から活躍する横山隆治氏。そんな横山氏に、これまでのキャリアの中で得た学び、エージェンシーが生き残っていくために必要なことについて語ってもらった。
2019年1月29・30日の2日間、ホテル&リゾーツ別府湾(大分県)で開催される「Direct Agenda (ダイレクトアジェンダ)2019」にあたり、最新のダイレクトマーケティングの潮流や、マーケターに求めらえる知見・考え方について発信します。
国内外のブランド企業からトップマーケターが参加する合宿形式のカンファレンス「マーケティングアジェンダ」が、5月にロイヤルホテル沖縄残波岬(沖縄・読谷村)で開催された。そのキーノートのレポート・速報記事をお届けする。
グーグル米国本社副社長およびグーグル日本法人社長・名誉会長としてインターネット業界の第一線で活躍し続けてきた村上憲郎氏。黎明期からインターネット広告の成長の軌跡を間近で見つめ続けてきた同氏の半生を振り返りながら、日本企業やマーケターに求められる視点について考えた。
マーケティングの雄・P&Gに新卒で入社し、コンサルティング会社や外資系メーカー経営者などを経て、日本マクドナルドのマーケティング本部長に就任し、同社のV字回復の立役者のひとりとなった足立光氏がマーケターに求められる視点やスキルについて語った。
東京オリンピックに向けて、盛り上がりを見せるスポーツ産業。その活性化に向けて、政府も2025年までに市場規模を5.5兆円から15.2兆円へと拡大させる方針を打ち出した。企業のマーケティング課題をスポーツがどのように解決できる可能性があるのか、そのパートナーシップのあり方を考える。