年末年始に読むべき、おすすめのマーケティング本 #01
2019年に向けて必読!トップマーケター おすすめマーケティング本【石橋昌文、石川森生、奥谷孝司、長田新子 ①】
2018/12/26
- 書評,
2019年に向けて、年末年始で読んでおくべき「おすすめのマーケティング本」を活躍するマーケターに3冊ずつ聞きました。
ネスレ日本 専務執行役員 CMO マーケティング&コミュニケーションズ本部 本部長 石橋昌文
■【1冊目】 対デジタル・ディスラプター戦略 既存企業の戦い方 マイケル・ウェイド他
21世紀はデジタルの時代であり、あまたのデジタル・ディスラプターが台頭してきている。デジタル・ディスラプションによって、競争の性質が変わる中で、イノベーターがどうやってデジタル・ディスラプションを起こしているのか、そしてその破壊力についての考察。 一方で、既存企業が取るべき「4つの対応戦略」とアジリティを高めるのに不可欠な「3つの組織能力」とは何かという点についての示唆を与えてくれる。
■【2冊目】 世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト戦略 奥谷孝司、岩井琢磨
■【3冊目】 セキュアベース・リーダーシップ――〈思いやり〉と〈挑戦〉で限界を超えさせる ジョージ・コーリーザー他
ディノス・セシール CECO 石川森生
■【1冊目】 2052 今後40年のグローバル予測 ヨルゲン・ランダース
環境、経済、政治、エネルギー、教育など、さまざまな将来に渡る課題についての有識者による予測が記されている。一貫したテーマとしてはサスティナビリティ。重要なことはこれらの予測が当たるか否かではない。今後、企業も個人も共通して考えるべき問題に対する姿勢を身につけるための一冊である。
■【2冊目】 成功の実現 中村天風
■【3冊目】 ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の法則 ジム・コリンズ
オイシックス・ラ・大地 執行役員 / 顧客時間 共同CEO 取締役 奥谷孝司
■【1冊目】 小売再生 ―リアル店舗はメディアになる ダグ・スティーブンス
これからの小売業を考えるのに最適な1冊。 お客さまが小売業に求めているのは上質な体験。デジタル体験ではないし、単なる買物体験でもない。あくまでも良い体験を求めている。
それに寄与するデジタル体験を提供できれば、お客さまと繋がれるし、相互理解も進む。改めて、良い買物体験とは何か、これからの小売はどうあるべきなのか、オムニチャネル、デジタルシフトとは何なのかを再考したい人にオススメしたい一冊です。
■【2冊目】 右脳思考 内田和成
■【3冊目】 TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか レイチェル・ボッツマン
渋谷未来デザイン 事務局次長兼プロジェクトデザイナー 長田新子
■【1冊目】 WHYから始めよ! ―インスパイア型リーダーはここが違う サイモン・シネック
物事が成功するとそれを拡大させようと理由を考えずに進めてしまう傾向があり、徐々にやること自体が目的となっていくことがある。組織が大きくなればなるほど、そうなっていく。仕事を進める上で“なぜ、これを行うのか”を思い出させる一冊。
自分のWHY(なぜ)を明確にし、そこからHOW(手法)を考え、WHAT(すること)をあげてみる、これをリーダーとして実践し組織の内外を巻き込むと、周りの意識や、やる気もさらに高まっていく。
■【2冊目】 デザイン思考の先を行くもの 各務太郎
■【3冊目】 ミライの授業 瀧本哲史
※記事内で紹介した書籍をリンク先で購入すると、売上の一部がアジェンダノートに還元されることがあります。