倍率1.42倍に上った若手マーケター育成「ライジングアカデミー」が二次募集開始、オルビス 小林琢磨社長の講義も決定

 

一次募集の倍率1.42倍

 次世代を担う若手マーケターの育成を目的とする無料のアクセラレータープログラム「Rising Academy powered by ノバセル」（以下、ライジングアカデミー/Agenda note主催）は、開催告知から2週間あまりで定員100人に対して142人もの応募があり、倍率は1.42倍に上った。推薦人や志望理由などをもとに厳正な審査を行った結果、合格者が85人だったため、残る15人について二次募集を実施することが決まった。応募締め切りは10月31日とする。

 また、新たに講師として、オルビス 代表取締役社長の小林琢磨氏を迎えることも決定。11月8日の初回講義を前に一層パワーアップして、志の高い若手マーケターの参加を期待する。

 マーケティングプラットフォームを運営するノバセル（代表取締役社長 田部正樹氏）の全面協賛により、無料で受講できる本プログラム。当初から多様性を重視して「参加者・講師とも男女比5:5を目指す」と宣言しており、女性マーケターからも積極的な応募が集まった。その結果、一次募集が終わった時点での合格者の男女比はほぼ同数になった。さらにオンライン受講が可能であることから、首都圏以外からの参加希望者も多く集まっている。
 

オルビス改革の立役者・小林琢磨氏が「ファイナンス」講義を担当

 各分野の最前線で活躍する現役トップマーケターが名前を連ねるライジングアカデミー講師陣。今回、新たにオルビス 代表取締役社長の小林琢磨氏が加わることが決定した。

 小林氏はポーラ入社後、社内ベンチャーの敏感肌専門ブランド「DECENCIA」の社長を8年務め、同社売上をゼロから50億円近くまで伸ばした後、40歳の若さでオルビス社長に抜擢された。数々のヒット商品を生み出し、オルビスのリブランディングや組織改革に成功したことで知られる。

 担当する「ファイナンス」に関しては昨年の「ライジングアジェンダ」で、ブランドのキャッシュフローや企業の会計資料をマーケターが理解することの重要性を、「このままではオルビスが潰れると思った」と危機感を露わにして熱弁した記憶も新しい。今回、より実践的・具体的なノウハウの伝授を目指すライジングアカデミーで、どのような「ファイナンス」に特化した講義を繰り広げてくれるのか、注目したい。

 参考記事：ライジングアジェンダ2023のセッションレポート
「このままだと、オルビスが潰れる」小林琢磨社長の顧客構造・組織改革の舞台裏
（モデレーターを務めた花王 DX戦略部門 インタラクティブプラットフォーム統括センター オウンドメディアインプリメント部の廣澤祐氏も、本アカデミー講師を務めることが決定している）
  【ライジングアカデミー】 公式サイトはこちら  

ライジングアカデミー 開催概要

 

名称

Rising Academy powered by ノバセル

日時

2024年11月8日～2025年9月（第１期）
毎月1-2回程度（予定）

会場

ラウンジ（株式会社ナノベーション内）
東京都渋谷区広尾5-17-10 EastWest 5F（会場参加：毎回先着40名）
Zoom（オンライン）：
開催日が近くなりましたら事務局より視聴URLをお知らせいたします。

定員

若手マーケター100名（推薦人を必須とした上で審査制）

参加費

無料

主催

Agenda note

特別協賛

ノバセル株式会社