マーケティングアジェンダ2026 #02
ハイネケンが課題提供決定!若手クリエイターの企画コンペ「ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026」ー 本戦参加チームを選抜する「予選」実施も決定
2025/12/04
カンヌライオンズ受賞常連・ハイネケンが課題提供
2026年6月2日から4日にかけて、沖縄県宜野湾市のラグナガーデンホテルで日本最大級のマーケティングカンファレンス「マーケティングアジェンダ2026(主催:ナノベーション)」が開催される。
会期中には、若手クリエイターが企画案を競い合うコンペティション「ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026」が、株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND協賛の下、実施される。
「ヤング・クリエイティブ・アジェンダ」は、世界最高峰の国際広告賞である「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(通称:カンヌライオンズ)」内の「ヤングライオンズコンペティション(通称:ヤングカンヌ)」からインスピレーションを受けたプログラム。今回で6回目の開催を迎える。
マーケティングにおいて、クリエイティブは戦略や施策設計と同様に重要な要素であるにもかかわらず、事業会社のマーケターが優秀な若手クリエイターと出会う機会はそう多くない。そこで、若手クリエイターの企画をマーケターが評価し、両者の出会いの場を創出する「ヤング・クリエイティブ・アジェンダ」が生まれた。参加クリエイターは、実在する企業から出題される課題に対して企画を練る。
第6回の課題提供企業は、世界的ビールブランド「ハイネケン」を日本市場で展開するハイネケン・ジャパンに決定した。ハイネケンは、カンヌライオンズにおいても受賞常連ブランドとして知られ、クリエイティブ力の高さに定評がある。直近のカンヌライオンズ2025では、メディア部門ゴールドなど27のライオン(賞)を獲得した。
具体的な課題内容は、6月2日に沖縄現地で行われるオリエンテーションまで非公開。3日間という短期間に、若手クリエイターたちがどのように挑むかが注目される。

沖縄での本戦参加チームを選抜する「予選」を実施
ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026では、初めて「予選」を実施することが決定した。後日発表する予選課題に対する提出作品を審査し、2026年6月の沖縄本戦に進むチームを選抜する。 第1回開催以来、参加チーム数が年々増えている状況を踏まえ、予選のシステムを取り入れることで、より質の高いコンペティションの実現を目指す。
予選へのエントリーに関する詳細情報は2026年2月初旬に公開する予定。2月下旬までエントリーを受け付け、その後2週間程度で課題に取り組み、審査を経て3月下旬には本戦参加チームを決定する。
本コンペティションは、クリエイティブ職を2年以上経験している35歳以下の若手クリエイターが、2人1組のチームを組んで参加する。予選を通過した本戦参加チームに対し、「マーケティングアジェンダ2026」の初日にハイネケン・ジャパンから課題内容が発表される。
参加チームは会期最終日である3日目にプレゼンテーションを実施。トップマーケターによる審査を経て、グランプリ1チーム、ゴールド2チーム、シルバー2チームの計5チームが表彰される。
審査員は、話題のテレビCMを数多く手掛けているリクルート マーケティング室 クリエイティブディレクター/部長の萩原幸也氏(審査員長)、KDDI ブランドコミュニケーション本部 副本部長の合澤智子氏、花王 マーケティングイノベーションセンター長の伊藤浩史氏、カンロ 常務執行役員マーケティング本部長の内山妙子氏、ダイキン工業 総務部 広告宣伝グループ長の片山義丈氏、ビザ・ワールドワイド・ジャパン マーケティング本部長 Vice President, CMOの里村明洋氏が務める。 ※審査員は、今後追加・変更となる可能性がある
また、dentsu Japan グロースオフィサーの澤本嘉光氏が審査アドバイザーを務める。
前回は電通チームがグランプリ受賞
5回目の開催となった前回(2025年5月21日-23日開催)は、過去最多20社19チーム(ADKマーケティング・ソリューションズ、エイド・ディーシーシー、チョコレイト、サイバーエージェント、電通、電通デジタル、ディーイー、onehappy、Droga5 part of Accenture Song、ENJIN、GMO NIKKO、Hakuhodo DY ONE、博報堂、博報堂プロダクツ、ノースショア、オリコム、リコー、マジックワークス、Septeni Japan、TBWA HAKUHODO)の若手クリエイターが参加した。
カンヌライオンズ受賞ブランドであり、日本のハンバーガー市場で急成長を遂げる「バーガーキング」を展開するビーケージャパンホールディングスから「WHOPPER®(ワッパー)の純粋想起を強化するマーケティングキャンペーン」という課題が提供され、若手クリエイターは限られた時間の中でアイデアを競った。
審査の結果、グランプリには、電通 コピーライター 濱田陽平氏とコミュニケーション・プランナー 渡邊清子氏のチームが輝いた。
▶︎参考記事
グランプリの栄冠は電通チームに!ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2025結果発表
ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026 課題提供企業

ハイネケン・ジャパン
マーケティング部 ディレクター
須田 伸 氏
大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。博報堂制作局にてCMプランナー/コピーライターとして様々な業種の広告キャンペーンに携わった後、Yahoo! Japan、サイバーエージェント、Facebook Japan、Bacardi Japan、Amazon Japanを経て、2023年よりハイネケン・ジャパンに勤務。世界No.1ノンアルコールビール、ハイネケンゼロゼロの日本導入や、世界一退屈なスマホBoring Phone/Boring Modeの日本導入等を手掛ける。
マーケティング部 ディレクター
須田 伸 氏
大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。博報堂制作局にてCMプランナー/コピーライターとして様々な業種の広告キャンペーンに携わった後、Yahoo! Japan、サイバーエージェント、Facebook Japan、Bacardi Japan、Amazon Japanを経て、2023年よりハイネケン・ジャパンに勤務。世界No.1ノンアルコールビール、ハイネケンゼロゼロの日本導入や、世界一退屈なスマホBoring Phone/Boring Modeの日本導入等を手掛ける。
マーケティングアジェンダ2026 開催概要
- 名称
- マーケティングアジェンダ 2026
- 日時
- 2026年6月2日(火) - 4日(木) <2泊3日>
- 会場:ラグナガーデンホテル
- 〒901-2224 沖縄県宜野湾市真志喜4-1-1
- 主催
- ナノベーション
- 特別協力
- アジェンダノート(AGENDA Note.)




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