アジェンダノート3周年記念

アジェンダノート3周年「識者が選ぶ、アジェンダノート 読むべき記事」ベスト10

 

識者28人は、どの記事をナンバー1に選んだのか

パイオニア NP事業部 CMO 井上慎也

2020年以降のビジネスに影響を与える、6つのマーケティングトレンド【奥谷孝司 Adobe Summit解説】

 過去、働いていたアドビのマーケティングイベントAdobe Summitの奥谷孝司さんによる解説記事です。本イベントは単にソリューションの解説だけでなく、具体的で実践的な提言や議論が行われるイベントであり、私もいま使えるネタ、今後検討をしていかなければいけないポイントを得られる良い機会として毎年参加・視聴してきました(今年も4月にフルオンラインで実施)。
奥谷さんが取り上げたこのセッションでは、2020からの「マーケティングトレンド」として6つのポイントを解説されています。これらは以前から言われている「デジタルが当たり前になるマーケティングの世界Marketing in digital era」だけでなく、今回のコロナ問題やプライバシー問題などを含めVUCAの時代に重要な要素であり、特にポイント5で取り上げられている「アジャイルマーケティング」については、少し前から重要な概念であると意識していますが、今回を機に再認識させられました。
 

noteプロデューサー/ブロガー 徳力基彦

鹿毛康司氏、独立して目指すは「生涯、マーケター」

 鹿毛さんの独立は、一般的に管理職や経営者になるのがゴールと考えがちな日本のキャリア体系において、「マーケター」という専門職を志す方にとってひとつのロールモデルになりえるキャリアチェンジだと思っています。
 もちろん、このまま真似するのは普通の人には無理ですが、視野を広げる意味でも一連の記事は必読だと思います。
 

凸版印刷 パーソナルサービス本部副本部長 事業戦略部長 兼 新事業開発本部 パーソナルサービス事業開発室長 亀卦川篤

刀・森岡毅氏が語る、どんな戦略でも使える“武器”とは

 すべては人間理解、顧客理解から始まる。質的調査ではわからないことが多く、消費者の好奇心やさまざまな違いを理解できないという本質的かつシンプルな学びに共感しました。
私は「潜在的な顧客期待を前向きに裏切るために」という言葉をよく使いますが、人間理解によって炙り出した「好奇心」などは、まさにこれを体現してくれているキーノート(記事)だと思いました。
 

東京片岡英彦事務所 代表取締役 戦略PRプロデューサー 片岡 英彦

新型コロナで、顧客がホテルに求める価値は変わったのか

 マーケティングは「過去の行動を褒め称える」ためにあるのではなく、「予測不可能な未来を予測し、先回りする」ためにあると思っています。仮説分析の論考は多少の大雑把さは付きものだが、「いま」起こったことを「いま」分析して、未来に生かすダイナミズムが読むべき記事です。
 

KDDI 5G•xRサービス戦略部 ビジネス戦略グループ グループリーダー 後舎満

スマニューで西口一希氏の部下に。山崎佑介氏が得た、視座の高さとPLへの覚悟

 「ファン視点」「PLを背負う」の2つのキーワードに共感しました、前編も含めこの記事を読んで、顧客視点と経営者視点 、どちらもマーケティングを行う上で必要不可欠な視点であることを改めて認識させてもらうことができました。
 

ライオンCSV推進部 部長 小和田みどり

2020年以降のビジネスに影響を与える、6つのマーケティングトレンド【奥谷孝司 Adobe Summit解説】

 これからのマーケティングに必要な考え方が語られている点です。
 

オムニコミュニケーションコンサルティングオフィス(OCCO)  President & CEO 鈴木睦夫

FacebookとP&Gでの経験から気づいた「データ分析の罠」

 データ分析したつもりになっているマーケティング担当者が目醒めるための良記事。
連載5部作全て読むべきだと感じました。
 

LIFULLマーケティングマネージャー 百様 ファウンダー 菅野勇太

「マーケティングの4Pをもう一度、見直そう」ダイキン工業 片山義丈氏が、そう語る理由

 マーケティングの誤解と本質が凝縮されています。“ブランディング”など、言葉の意味を深く理解されないままマジックワード化されている用語の本質を、実体験・実例をベースに解説されており、新人から経営層まで読むべき良記事でした。
 

ALPHABOAT 社長 西谷大蔵

マーケターが持つべき「狂人性」と「冷静さ」とは? 刀・森岡毅氏に吉野家・伊東正明氏が迫る

 クローズド・カンファレンスの基調講演が覗き見できるありがたさのうえに、輪をかけて内容が秀逸すぎます。あえて前編ではなく後編を1位に選出したのは、やはり後編をみたら前編も見たくなるからです。再現性があるようでいて、深淵の奥が深すぎて、もはや再現性はないんじゃないかと思いながら何度も読み返したくなります。
 

DeNA エグゼクティブマーケティングプロデューサー 今西陽介

FacebookとP&Gでの経験から気づいた「データ分析の罠」

 相関関係は因果関係とは似て非なるものですが、数値をなんとなく出して、わかった気に陥らないように、わかりやすく解説されています。

 特にデジタルマーケティングは、数字の大部分が可視化できてしまうので、ユーザーが「なぜその行動に至ったのか」という部分まで再現性を持って考えることの大切さを改めて実感できます。
 

リクルートコミュニケーションズ マーケティング局 萩原幸也

本邦初公開。鹿毛康司が明かすマーケティングの盲点と、クリエイティブの真実

 役割や肩書きに閉じない、越境や対話がこれからより重要になっていくだろうと思います。サイエンスとアート、マーケティングとクリエイティブの関係もそう。その際に、みんな必ず読んでいて欲しい内容です。
 

有楽製菓 代表取締役社長 河合辰信

刀・森岡毅氏が語る、どんな戦略でも使える“武器”とは

 リアルで聞けなかったという悔しさも一部混ざっていますが、「消費者を理解するとはどういうことか」についての学びが非常に大きかったです。顧客視点や人間理解が重要である、ということはさまざまな場所で語られることですが、その具体的な考え方や手法について語られることは多くないと思います。森岡毅さんの記事はとても本質的かつ実践的な内容だと感じました。

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